愛知県豊川市にある豊川たいよう腰痛整体院は、腰・股骨盤・首肩などの急性・慢性の痛みを改善し、心身ともに元気にする整体院です。

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欠陥がある筋骨格系は神経組織の機能異常の原因となりうる。

これがカイロプラクティックであり、骨格に刺激を加えることによって影響を与えようという場合にはこのような解釈となる。
こういった三段論法があるから骨格に何かして神経を、そしてイネイトインテリジェンスに働きかける。

カイロプラクティック用語として
【ファインドイットfind it、アジャストイットadjust it、リーブイットアローン leave it alone】
それ(サブラクゼーション)を探せ。アジャストしろ。そしてほっとけ。

問題のあるところにアジャストをしてほっとくだけであとは勝手に良くなるという言葉です。
人の体は確かにそういったものだと思う。

カイロプラクティックにはこういった考え方が根底にはある。
本来は欠陥がある筋骨格系というのもいろいろな解釈がある。

外傷なのか?疲労なのか?
神経機能の問題から筋骨格系の欠陥の問題が起こってくるのです。

CSFとはどういったものなのか?
機能・役割はどういったものか?

脳脊髄液は2つの側脳室と第3脳室、第4脳室で形成される。

機能として、

・大脳と脊髄の表面を潤す。
・中枢神経組織の頭蓋骨と脊柱に対する①クッションの役割②栄養の通路③神経代謝物の除去の役割④神経機能に必要なホメオスタシスの維持を補助する⑤脳・脳下垂体を目標期間とのホルモン輸送の役割

頭の中へ入る動脈である中硬膜動脈が脳室の脈絡叢という血液脳関門を通過して分泌、元々は血液から濾過されてできた液体が脳脊髄液である。

脳脊髄液は主にくも膜下腔に存在し、脳実質や脊髄実質に付着している軟膜を潤している。
中枢神経組織の頭蓋骨と脊柱に対するクッションの役割、脳と脊髄というのは髄膜の内部で脳脊髄液の中で浮いているような形なのです。
脳脊髄液は、最近TVでも扱われているが主に外傷で硬膜が損傷して脳脊髄液が漏れ出す、いわゆる低脳脊髄圧症候群という状態である。

全量は150mlと非常に微量だが、とても重要な液体なのです。

1925年からディジョネット先生がSOTの研究を始めてもともとは自律神経をどうやってコントロールするかというところから始まった。
そのうちに後頭骨ラインという自律神経の反射部位がわかってきた。ただどういった現象によって後頭骨ラインができるかとディジョネット先生が調べていた時に結構な非人道的な実験を行っていた、非喫煙者である葉巻を吸わない人に葉巻を吸わせて実験をする。
クラクラになり血圧は下がり、心拍数が高くなる、冷汗がでる、そういう状況の人を調べた。

どういったショックが加わると後頭骨ラインが反応するか、ということを調べた。何人もの被験者がいたわけだが、共通して起こった現象が後頭部の鈍痛が起こった。脳脊髄液の圧力変動が原因ではないかという結論に至った。そのために脳脊髄液というのは非常に大事であるということがわかったのです。

基本的には左・右に動いていてこの神経根が圧迫されるという考え方でない!!
(一部ではそういった解釈もあるが・・・)

通常は骨が捻れることによって神経根が圧迫されるというのが一般的。
骨を動かすことによって何かしら変位した場合に脳脊髄液も変動するから神経に影響する。

一般的には左に捻れていたら逆の方向に戻す。
SOTでやる骨のアジャストはカテゴリー3を除いては骨を動かすことによって脳脊髄液の圧力を正常化させようというのが目的。一般的なイメージとは少し違う。

SOTの中では背骨をアジャストすることを重要としているが棘突起を持ち上げるという動作、これは骨が捻れてというよりは脳脊髄液の流れが正常化するようにもっていくためにこういったアジャストがたくさんでてくる。

サブラクセ-ションの定義としてイネイトインテリジェンスの力を妨害するものをアジャストをすることで流れをよくしていきます。

あとSOTテクニックの場合は、CSF(脳脊髄液)の循環活動を妨害する。それもサブラクセ-ション。

これら妨害している状態をサブラクセ-ションという。
これがサブラクセ-ションの概念です。

どういった状態をサブラクセ-ションとして、どういった状態に捻れているのかと考えるのがサブラクセ-ションと言っています。いろいろなアプローチ方法がある。

SOTテクニックはカテゴリー1,2,3と分けられるがこれもカテゴリー1という全体を指して頭蓋硬膜サブラクセ-ションという状態です。そうなってくると骨の一つの問題ではなくなってきます。
この全体の問題をサブラクセ-ションと言います。

カテゴリー2なら仙腸関節体重支持部のサブラクセ-ションというのだけどもここから派生して起こる体の捻れの状態。
仙腸関節から始まってそれから補正作用の頭蓋骨の縫合の固着、そこまでの現象をサブラクセ-ションと言っていることもあります。
現象自体をサブラクセ-ションとするときもあれば、特定の場所をサブラクセ-ションということもあります。

内臓体性反射では、例えば自律神経の問題から運動神経が刺激されて筋骨格系に問題を起こす。

簡単に言うと内臓が疲れて自律神経の遠心性・求心性のループの部分が異常反応を起こすことで脊髄の部分の介在神経を介して運動神経が刺激されて、内臓が問題を起こすことで捻れが起こる。これも当然起こってくる。この原因はさまざまです。

用語として大事なのは、サブラクセ-ションという言葉。
〔サブラクセ-ション〕
・Sub Luxation 特定の方向に骨が過動し、その結果として骨及び骨組織の刺激によってすべての組織が刺激されるものをさす。
・イネイトインテリジェンスの力の伝達を妨害するもの
・CSF(脳脊髄液)の循環活動を妨害するもの

サブラクセ-ション・・・日本において一般的な考え方
サブラクセ-ションとは骨が捻れているところ。

※それならば全部骨がズレていたら全部アジャストをしなければいけないのか?
当然そんなことはないし、そんなことをしたら体は極端に悪くなってしまうでしょう。
今その人に現れている弱点があり、神経的にその人に影響を与えるべき場所がある。
骨の捻れのことをサブラクセ-ションというわけではない。

科学的に受け入れらえた既知の3つの事実
骨格へ刺激を加えイネイトインテリジェンスに働きかける。

1、ホメオスタシスは絶えず変化する環境の中で、身体が活動的である事を可能にしている。
2、神経組織はホメオスタシスの主要なコントローラーである。
3、欠陥がある筋骨格系は神経組織の機能異常の原因となりうる。

2の神経組織とは自律神経のことです。人間の体温は平熱36.5℃ぐらい。
体温が低いと癌細胞が増えやすい。しかしその人個人の特徴も当然あります。

中には体温が35°台の方もいる。
そのような方は35°台でその人にとっての細胞が最も活動しやすい温度だと感じている。

ちょうど良いところでバランスをとっている。
自律神経を中心とした神経組織は脳・脊髄を含みますが、これらはホメオスタシスの主要なコントローラーなのです。

Innate intelligence=イネイトインテリジェンス

生物はその身体の中に生まれながらのインテリジェンス(先天的知能)を持っており、その役割は生物の身体を活動的に保ち続けることである。
カイロプラクティックを行う上では、イネイトインテリジェンスはついて回る言葉であり深く考えていかなければならない。

よくカイロプラクティックと整体は何が違うかと言われるが・・・、

名前が違えどやっていることは同じような感じになる。
カイロプラクティックという限り、カイロプラクティックの哲学がある。

ここが痛いです、と言って来院した方に対して、そこをやってはカイロプラクティックにはならない。
カイロプラクティックの哲学として、その痛い部分をどう扱うかということを考えることが重要。

イネイトインテリジェンスがあることによってこれが高められる。
物としてあるわけではないがそれを最大限に高める。
生物の身体を活動的に保ち続ける「ホメオスタシス(恒常性)」これが大事。
ホメオスタシスというのは人間の体が何かしらのインパクトを受けて状態が変化する時も一定の状態を保ち続けるという特性を持っている。

一般的には下肢長差がうまれるのは短い足側の骨盤が後方変位していると言われている。
つまり原因が骨盤だけということだ。

果たしてそんな単純なものなのか?
何が原因で下肢長差が生まれるのか?

短下肢を生んでいる原因を発見してそれをアジャストしていくことが必要だと思われる。

それがSOTではその人の体に現れるインディケーターを見て判断します。
その時に何が主要な原因になっているのかが大事である。
脚の長さを揃えるタイミングだったら脚の長さを揃える。
逆に脚の長さがあったとしても脚の長さを揃えるタイミングでない場合ではそれよりも優先して行うべきことがある。
それがSOTテクニック曰く指標(インディケーター)に従うということ。

脚の長さがなくなるということは、よっぽど体が良いときかよっぽど良いときかということになる。

人には右と左で優位に働く側の脳がある。
左利き右利きがあるように脳にもどちらが優先して働くかということがある。

この質問に対して答えは、さまざま要員があるので単純に大きさだけで決められるものではないということが言える。
容量も当然あるだろうが、確実にこれというものがあるわけではない。

しかし可能性として容量の問題は大きいということは言える。
発生学的にどっちが先にできたかということも関係あるだろうと思われる。

決定づける要因は様々である。それによってその人の体の傾向がある程度パターン化されてくる。
しかしそれによって施術がこうだと決まるものでもない。

この人はどのような捻れのパターンになってくるのか?
例えばこうスムーズに捻れるのか?複雑に捻れるのか?そういったものがわかるということである。

施術を進めるにあたっての一要因なのです。
そういったことを踏まえて施術にあたらなければならない。

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