通常来院してくる方の多くが脳脊髄液が上へ上がっている状態になっている可能性がある。
それをさらに上げてしまうというようなテクニックは禁忌である。
危険を伴うテクニックとなってしまう。
だからクラニアルのテクニックでも圧が上がっている人に機能亢進の施術はしない。
機能亢進しているのに機能亢進させるようなテクニックはやっても意味がないどころかやることにリスクがあるのです。
そういったことを考えてやっていかないといけない。
だから脳室圧縮テクニックで言えそれに見合ったテクニックがあるのです。
つまりそれは脳室を圧縮して流す作用をするということになるが、脳の障害でなくて、血圧の高い人や出血を起こしているような、それに近い状態や間際の人には禁忌になっているのです。
だからそういったことをちゃんと確認しながらでないと危険なのです。
結局原因と結果を考えていけばいいのです。
結果頭がパンパンとか第4脳室がパンパンになっている。それは結果なのですから、原因はそこにはないのです。
だからその原因を良くしないでそこだけを一時的に圧をコントロールしようとするから対症療法になり、何をしているのかわからなくなってしまうのです。
上手くやれば流れますけども、でもまた原因が良くないとすぐにパンパンになりますから。
逆にやり方を間違えると、発作になってしまうのです。
人の体を触るということはそういったことを常に意識して施術にあたらなければいけないのです。