施術の流れ
施術の流れ
1.ご予約
お電話で予約の方はこちら(月曜・火曜・水曜・金曜・土曜・日曜 8時~22時 木曜のみ定休)
2.ご来院
自宅スペースに入られましたら2棟ある奥側になります。
ブラックボードを設置しておりますのでそのまま2階へお上がりください。
施術中でお迎えができない場合もございます。
3.受付
扉を開けると施術室になります。椅子がありますのでそちらへかけてお待ちください。
その際にカウンセリング表にお名前・生年月日・ご住所・お電話番号、
またお体の状態をご記入ください。
当日、ご予約時間前にご来院のうえ、受付をお願いいたします。
キャンセルまたは遅刻の際は必ずご連絡ください。
無断キャンセルをされますと、予約を取りたかったお客様にご迷惑がかかります。
無断キャンセルは次回以降、お断りさせていただく場合がございます。
うっかり日時を間違えていたなどという場合は、後日メールでも電話でもかまいませんのでご連絡いただければ大丈夫です。
※個人情報は責任をもって管理いたします
※予約時間が10分程度前後することもございます、予めご了承ください。
4.ご準備
お着替えは当院にて上下お貸ししております。
お着替えが必要と判断した場合にはお声掛けさせていただきます。
またお荷物や上着もそちらにて置いていただきます。
5.カウンセリング
ご準備ができましたら、先ほどご記入いただいたカウンセリング表とともにお話を伺い記録していきます。
また、来院毎に検査で得られた状態や施術した結果も記載していきます。
6.ビフォー検査(施術前)
院長によるビフォー検査を行います。
カウンセリングの後は実際に腕や足はもちろん、骨盤の関節を動かしたり、左右で筋力の入りやすさを比較したり、足や手の長さを左右で比べていきます。当院ではこの検査を最も重要としています。見立て(検査)なしでは施術を行うことができません。
● 検査1 -立位-
立つことにより骨盤は足や膝、股関節など脚からの影響を大きく受けます。
立つと歪み、良いバランスが保てないという状態は脚からの動きに制限がみられます。
また、立位では全体の歪みバランスを見ることができるため、施術の最初と最後に必ず確認します。
● 検査2 -座位-
座ることでバランスを崩してしまうケースもあります。
そのような状態では骨盤から上、主に腰骨が深く関与しています。
また、立位と比較し変化があるかは施術を進めていく中で重要なポイントの1つです。
● 検査3 -仰向け-
仰向けでは骨盤へかかる負荷が大きくなります。仰向けは骨盤が安定した状態であるかどうか確認するのにとても重要な姿勢となります。
● 検査4 -うつ伏せ-
仰向けと同様にうつ伏せでも骨盤の状態を関節の動きや左右の筋力差にて検査します。
例えば、仰向けとうつ伏せで脚の長さが違うという状態では骨盤はどちらを基準にして施術をしてよいかわかりません。そのような際は他に原因があるため骨盤とは別の箇所を検査し施術していきます。
7.状態説明
検査結果をもとに状態を説明します。当院では院長が施術を一方的に進めることは致しません。状態を確認しながら、いつ どこが どのように変化していくかを感じながら1つずつ進めていきます。
8.施術
施術の目的は、硬膜と呼ばれる頭や背骨を覆う膜の歪みやズレを取り除き、膜の中を流れる脳脊髄液(脳と脊髄に栄養を与える)を十分に循環できるよう後頭骨(後頭部にある骨)と仙骨(骨盤にある骨)のポンプ運動を促します。
● 施術1 -内臓の問題-
緊張箇所を直接擦り、緩みを出します。そして関連する背骨を調整します。
● 施術2 -頭蓋の問題-
15種23個ある頭蓋骨の噛み合わさる関節の歪みを調整します。
それぞれの動きはとても小さな動きです。1つ1つが正常に動いているか制限がかかっているか呼吸とは別の動きに合わせ優しく検査及び調整していきます。
● 施術3 -四肢の問題-
腕や足など10か所のチェックポイントを3方向全てに動くかどうか検査。
強い力よりも優しい力で関節の動きを確認し制限がある際は早急に施術します。
● 施術4 -骨盤の問題-
仰向けやうつ伏せなど姿勢を変えても骨盤の状態が変化しない際は骨盤の歪みを調整するタイミングです。
段階に応じた3種類のブロックテクニックが歪みやズレを改善します。
9.アフター検査(施術後の再検査)
最初に行った検査と同じ条件で行います。
関節の動きや腕や足の左右筋力の差を比較します。
改善したところ、歪みが強く残ったところをともに共有しながら再検査をします。
10.施術後の説明
当院での施術を終えた後、本日行ったことを再度説明させていただきます。
動きの改善や力が入りやすくなったなど変化が直後にわかると思います。また、この時点で来院時にあった痛みやしびれが改善する方も多くいます。
11.今後の計画
本日行った施術がいつまで続くかは率直に申し上げてわかりません。
それは今後のお客様の生活にも大きく関わっているからです。
しかし、大まかな計画や想定される事はすべてお伝えします。
その上で次回来院時には、本日行った状態をどこまで維持できているか、
また他に症状が現れていないかを確認する目的で2回目以降のご予約を検討していただきます。
12.お会計
最後にお支払いとなります。
お帰りの際は、お荷物や上着などお忘れしないようもう一度ご確認ください。
施術方法について
※痛みやしびれのある部位を必ずしも直接施術するとは限りません。
痛みやしびれに付随して体にはあらゆる箇所の不調が現れます。
(普段の生活で支障をきたすレベルでないことが多いです。そのため軽視されがちですがそのままにしていては良好な経過を辿ることは困難です)
動かすことによる痛みや動きの制限、また筋力が正常に発揮できているかをビフォー検査&アフター検査にて詳細にチェックします。
※体の状態がよくなっていく過程(動かして痛くない、動かしやすくなった、力が出しやすくなった)を常にお客様とともに共有しながら行います。
そのため、決して一方的に施術を進めていくことは致しません。
お客様と共有しながら一つずつ進めます。
――― step1 急性に現れた状態を整える ―――
【2種ある7つの背骨ラインと腕や足にある10か所の動きを改善】
~今出ている症状に直結しやすいポイントを検査し改善します~
<step1-1.後頭部に現れる左右3つのラインと7つのエリアを整える>
内臓の負担増大が自律神経である交感神経や副交感神経を介して後頭部までつながっています。
今調整すべき反射ポイントである後頭部に現れる「腱の張り」を左右3つのラインと7つのエリアからスジ張った緊張度合いを検査し瞬時に整えます。
もともと持っている体の歪みではなく、例えば「ここ1週間飲み会が重なった」、「2、3日夜更かしが続いている」「今年から職場を異動した」といった食生活、睡眠バランス、仕事での疲れ、環境の変化によって肝臓や膵臓、脾臓や腎臓といった内臓に現れます。このような急性的な状態をまずは改善することで歪みが整い、体に変化が現れることで次のステップへと進みます。
<step1-2.肩に現れる左右7つの背骨ラインから骨格を整える>
背骨の歪みは立ったり座ったり、また寝た時の体の歪みとして現れます。
骨格が捻れることによって広背筋や僧帽筋といった背中にある大きな筋群はより影響を受けやすくなります。
その中でも左右7つある僧帽筋を介した反射ポイントを筋肉の緊張度合いの違いを手のひらで優しく押して検査します。
それぞれの反射ポイントに関わる背骨ラインを整えることで骨格的な構造の改善を図ります。
肩に現れる左右7つの背骨ラインを改善することで立った時や座った時、また寝た時の骨格構造に大きな変化が現れることが多いです。
<step1-3.腕や肘、股や足にある10か所の動きを整える>
脳脊髄液は頭から背骨、骨盤へと流れます。
当院では脳脊髄液の循環を高めることを第一として行っておりますが、腕や肘、股や足の調整もまた重要な歪みの改善ポイントになります。
これら「四肢」と呼ばれる腕や足の動きに制限を残したまま施術を進めることはできません。
「なかなか痛みが改善しない」、「やった後は楽になるがすぐまた戻ってしまう」という状態となってしまいます。
この「四肢」にある10か所のポイントを制限なく動く状態をつくることで、頭から背骨-骨盤へ流れる脳脊髄液の循環がより促進します。
――― step2 慢性に現れた状態を整える―――
【3段階のブロックアプローチと頭蓋調整テクニック】
~長年続く持病を改善、再発予防や根本改善を図る~
<step2-1.3段階に分け骨盤の安定、背骨から頭への脳脊髄液の流れを調整する>
三角形の「ブロック」と呼ばれる道具を骨盤の下に入れ仰向けやうつ伏せになります。
その方の状態に合わせ3段階にわけて骨盤を整えます。
また骨盤を整えることで、全身の歪みが調整され新たに得られる健康な体バランスの獲得を図ります。
あらゆる条件が揃った時だけに許される3段階のブロックテクニックはタイミングが非常に重要です。
「前回ブロックを入れたら楽になったからまた同じように入れてほしい」とお考えになりますが、その人の状態は日々変化しています。適切な時に適切な段階でのブロックテクニックをすることで長年続く持病の改善を図ることができると考えております。
<step2-2.15種23個ある頭蓋骨の歪みを調整する>
体の中心にある背骨や頭は硬膜と呼ばれる膜に覆われています。
生まれもった膜の捻れが人の症状(状態)に大きく影響を与えます。
心臓・脾臓が左側、肝臓・胆のうは右側、右利き手や左利き目など体が左右対称な人は1人としていません。膜の捻れは頭を中心に考える人も多くいます。ここまで施術により体の歪みを改善することでより健康な体をつくり、再発予防や根本改善を図ります。
また普段無意識で行っている日々の呼吸が浅くなるという現代人の特徴があります。
呼吸が浅くなると栄養である酸素の循環を悪化させます。
脳脊髄液や血液の流れを改善させることで全身の歪みが整い回復のスピードが上がります。