【防御反応を働かせない】
防御反応でカチカチになっているものをいきなり骨を良くしようと思っても動かないのです。
冷凍食品でカチカチになったお肉を想像したらわかると思います。
ミンチとか、固まっているものを戻そうとしたってもどらないです。
力づくでやっても組織が壊れてしまいそうですよね。
そこに電子レンジでチンして解凍すればふにゃふにゃになるわけです。
だから骨が簡単に動くようになるなのです。
別に力づくでやらなくたって。
よくこんなんで良くなるんですか?と言われるけども、それは解凍した後にやっているから良くなるのです、と患者さんには言います。
カチカチの状態で防御反応が働いて、ウッと緊張して突っ張っている状態で良くしようとしているから無理があるのです。
力が抜けて、抵抗しない状態だったらスッと骨を押せば動くわけですから。
ただ本当に固着していたり固まっているものはそうはいかないです。
ただそういうところはそういう施術をしないといけないのです。
なんでもかんでもリスティングを出してバキッではダメなんです。
刺激量が多すぎたり、足りなかったりいろいろなことが起きます。
それを一色淡に全部アジャストとしてやっても、結果が同じになるわけがないのです。
それこそ再現性がないものとなってしまいます。