【硬くなっているのは緩めていいのか?】
どういう段階で施術を行うかによって違う?
長い期間、体をメンテナンスする目的で来ている患者さんは、硬くなった状態はなくしていく。
SOTの一つの考え方として、今まで悪くなってきたものをなくしていこうというものがあるから体の状態としては非常に良くなっていくのだけれども症状とどうリンクしていくのかというのがある。なんとか固まって状態を保とうとしているのを全部緩めたら大変なことになる。大腰筋もずっと緩め続けるといずれは立てなくなってしまう。症状として変化してくる。
仙腸関節が体重支持機能というよりはカテゴリー3では腰椎が体重支持機能になっている。特に腰仙角の部分。そういう人に仙腸関節を施術するかと言ったらそういうわけでもない。その時にインディケーターが何で反応しているか?もしかしたら腰椎でも骨盤でも反応しないかもしれない。内臓や四肢の問題かもしれない。
例えば、右に倒れてしまってバランスをとっているおばあちゃんに対して何をするのか?ということになる。
真っ直ぐになってしまう人は大腰筋や梨状筋の問題もあるが内臓や横隔膜の要因もある。
腹直筋が非常に緊張しているケースでは注意が必要です。