【施術はどこで終わればいいのか?】
検査で異常を訴えている箇所があるということは体が良くしてほしいところを示している。
だから適格な刺激をするとどんどん変化し良くなっていきます。
だからSOTテクニックはその日の施術をどこで終わればいいかというとインディケーターと呼ばれる検査が出なくなった時点で終わり。それはイコールその方の体力がそこでおしまいということである。
これ以上、刺激をしてくれるなと言う状態、つまり施術するエネルギーや体力がなく変化できないという時に終わりなのである。
だからそこまでとりあえず順序立ててやっていけば体は必ず良い方向に変化していく。
そこから先がまた施術になるわけです。SOTテクニックの興味深いところなのです。
より脳脊髄液(神経を栄養する液)の循環と生産をよくすることによって、体力・エネルギーが回復してくるというわけである。
それによって、インディケーターがまた現れますので、ただそこで施術をするとタイミング的にはあまり良くないということがいえる。
体が良くなろうとする反応である上昇期から一定期間状態が変化しない時期(停滞期)を乗り越えて、そこからまた上昇期になった時点での施術は逆に下降期へと移行してしまう場合があります。
つまり施術による刺激が必要でないというタイミングなのです。
やればやるだけ良くなるというものではない。
そのためそのへんの見極めが難しく奥深いところなのである。