【膝の痛みがある時に何をみるのか?】
来院いただく方は膝が痛いと言って当院を訪れる。
当たり前の話である。
しかし当院で重要にしているのが、この時の膝の関節可動域がどういう状態なのか?ということ。
例えば膝であれば腿(もも)にある大腿骨と脛(すね)にある脛骨と腓骨とお皿の骨である膝蓋骨で関節をつくっています。
それらがつくる関節の動きはその痛みを作っている状態の時はどうなっているのか?
まずは関節の状態がどうなっているのかをみて、そして靭帯や半月板がどういう状態で壊れてきているのかをみる。
それを痛い、痛くないだけの客観的な問題で判断しようとすると情報が足りないのである。
だから施術する者は関節可動域や筋力テストを使って機能低下している場所を探し根本原因を探る。
これらを考慮に関節の状態をみていきます。
例えば首の骨を施術することで膝の可動性(動き)がつけば首の骨が原因であったということがわかる。
膝を施術しなくても、首の骨を施術して膝の可動性がつけばそこで施術は終わりなわけです。
そのため順番にみていくとまずは背骨をきっちりみていきます。
その後に脚や腕の関節をチェックしていくわけです。
そして最終的に最も頭に近い首の骨がきちっと正しい位置にあって機能しているかを確認すれば背骨が真っ直ぐになって機能的な問題がちゃんと整っているということになります。
そういう所を最終的にチェックしていかなければいけません、そのため最上位の首の骨は最後の検査となります。