【カイロプラクティック哲学】
体があまり良くないとCSFの生産と循環も当然落ちてしまいます。
そのため、その人の自然治癒力の能力もそのレベルまで落ちているのです。
もし施術家がそんな状態だったら例えば施術を練習してもうまくいかない、ということです。
施術家自身が不健康な状態で施術がうまくいくことはないのです。
すべての能力が低下してしまいます。
どんなに一生懸命練習をしても、できるようにならないというのはそういうことです。
だからいかにその人の正常な状態、より良い状態に体をもっていくかということが一番の施術なのです。
だから最低限苦痛や症状がない状態で生活できるレベルだったらそのレベルで安定すればよいわけです。
それがいわゆる良くなろうとする最大のレベルだったら気候が安定していれば普通に生活できるということです。
しかし、気圧気温の高低差があると調子が悪くなる、無理ができない、無理をすると悪くなるというレベルということも言えます。
施術をするということにおいてもさっきまでできたのができなくなるということだってある。
そういう体の状態を変えるのが施術。施術で体を良くするのではなく、そのレベルに体をもっていけばその人の良くなろうとする力が自然に働きます。それがイネイトなのです。それがカイロプラクティックなのです。
だから施術家が良くしたとかではなく、その人の良くしようとする力が働いて結果的に良くなったということなのです。
施術家ができることはあくまでその人の良くしようとする力を最大限に高めていくことが仕事なのです。