【肘の施術方法】
一応肘のディジョネットの四肢、アンガーの四肢と言われている治療法は単純に1つしかないので、あとは応用しかないんですけども、検査は単純明快で肘が伸びるか伸びないかの問題です。
伸びなければアジャストして、伸びるようにというのが施術になります。
基本的に親指を上にして、伸展させて、伸びなければ肘が悪いとして、アジャストを行い伸びればいい。
肘の場合は橈骨、尺骨の2本の骨からなり中間位があるので、そのレベルで可動性がないというのをみる。
ただ肘の関節というのは上腕骨と尺骨の関節になります。
そして橈骨頭の部分もありますが、それはどちらかと言えば回旋に関係してきます。
以前は肘の検査には筋力検査をうまく使っていました。
背臥位にして最大回外にして、小指対立筋に力が入らなければ尺骨側の問題
下を向けて小指対立筋が弱くなれば橈骨の問題というように単純にこの検査でやっていた。
意外とあてはまらないからあまり使わなくなってきたのが現実です。
どちらかというと、運動神経系の問題でしょうから、肘よりも頸椎の問題の方が重要なのです。