【硬膜と第1次呼吸】
髄膜とは硬膜、くも膜、軟膜の3層に分けられる。
その中で硬膜は首から下が脊髄硬膜、首から上は脳硬膜と呼ばれる。
また、呼吸にも大きく2種類に分かれており第1次呼吸と第2次呼吸とがある。
第1次呼吸は黙ってても拡張と収縮を繰り返す。
その第1次呼吸によって膜が動き、骨が動くということになっている。
そして頭蓋骨内部にある硬膜に大脳鎌・小脳鎌・小脳テント・鞍角膜と呼ばれる膜がある。
これらがバランスよく位置しているとバランスよく動くというということになる。
それがどこかにサブラクセイションが発生すると呼吸による循環が十分に行われなくなるため問題が起きてしまう。
それが頭蓋骨で問題が起きていれば頭蓋骨をよくしないといけない。
背骨で発生するようなら背骨を直さないといけない。
仙腸関節で起きてれば仙腸関節を直さないといけない。
そうしないと正常な呼吸ができなくなり循環不全となってしまう。
それが仙腸関節のサブラクセイションや背骨のサブラクセイション、頭蓋のサブラクセイションという表現になる。
すべての原因を取り除くのが施術になる。
さらに硬膜の中に硬膜門とか硬膜袖と言われる部分がある
洋服で例えるならば袖の部分が引き連れ、神経を圧迫を起こしている。
こうなっているならこうなっていると把握しそれをよくしないといけない。