【筋力トレーニングはした方がいいのか】
野球には野球のトレーニングの仕方がある。
競技特性を考えてトレーニングをするのは当然である。
例えば野手や投手、他にもそれぞれの職業に合う体の使い方、トレーニング方法というものがある。
そのため、一生懸命バーベルをもって鍛える必要はないわけである。
相撲も同様でる。
一時マシンをつかって一生懸命に筋力をつけることが流行った。
しかし結局相撲に必要ないような筋肉まで鍛えてしまうから、筋肉がつくということは体が硬くなっていくということ。だからケガにつながることも十分に考えられる。そのために四股を踏むとか鉄砲を打つとか、いわゆる相撲という競技に必要な体を作るというのが重要である。
これは施術家にとっても同じことが言える。施術家としてやるのだったら、肉体も精神も積み上げていってあげなくてはいけない。
より高いパフォーマンスをするためには準備、すなわち自己管理が必要である。
結局施術ができる体を作っていかないといけない。カイロプラクティックは力ではなくてスピードだというけども、鎧を覆うようなマッチョになる必要はない。いわゆるインナーマッスルを鍛えて体幹がぶれないようにして日々過ごすと施術を行う。普段から意識することが予防につながるのである。
本来、筋力をつけようとしてつけるものではなく必要に応じて自然についてくるものである。