【背骨を施術するだけであとは健康になろうとする力に任せる】
カイロプラクティックは元来、臨床的にサブラクセイションをアジャストすることによって神経機能を回復することを目的としている。
100種類以上あるテクニックによって椎骨のアジャストを行っているわけである。
ただ、それだけで解決できる問題ならいいのだけども、M.B.ディジョネット氏(SOTテクニックの創始者)は繰り返すサブラクセイションの再発に対して四肢(両腕や両脚)を重要視している。
いわゆる歪みが起きることによって補正が働き、補正が椎骨のフィクセイションや固着として現れるので、簡単に言うと背骨を良くしても四肢が悪い状態になって戻ってしまう。
そのため、よく二次的サブラクセイションとも言われている。
大ざっぱに言うと、立位検査で何かディストーションがでるとする。
そしてディストーションも歪みを作っているのが何によってつくられているのか?
ここしか見なければここだけになってしまう。
この中でサブラクセイションを探してアジャストをするわけなのです。ガンステッドテクニックにおいても、座った姿勢や寝た姿勢などいろんな形でアジャストをするわけです。
神経機能が回復するようなサブラクセイションを見つけてアジャストをする。
そうすることで骨盤が真っ直ぐになってイネイトインテリジェンスが最大限に働くということである。