【足首が原因の背骨の歪み】
立ったときの姿勢がすごい歪んでおり、寝た状態で施術をしていって歪みがだいぶ解消された。
このタイミングで立たせると何が考えられるか?
今回のケースでは立たせると再び歪んでしまった。
つまり立つことによって何かが起きているということである。
もともと足首の硬さを感じていたため、足首をケガたかと聞いたところ、6歳のころにバレーダンスにて足首を捻挫していた。
現在、痛みはないけどもその状態が続いているわけである。結局その補正によって歪みを作っていくのである。。
その足首が歪みの始まりだとしたらそれを元に戻さないと、いくら背骨を施術したところで何もよくならない。
このようなことは時々あります。
だからまずは寝た状態で良い状態にもっていって座ったり立った時に、ちゃんと維持ができるかということが大事である。
いろんなことを想定しながら施術をしていかないとなかなか良い施術にはならない。
背骨だけしか見ない、骨盤だけしか見ないでは不十分なわけである。
そのため四肢(両腕や両脚)を見て施術しないといけない。
必要に応じて頭蓋骨もみていかないといけない。
考え方として頭蓋骨は発症の一番の原因なのである。そこまで問題を絞っていき、頭蓋骨縫合をよくしないとその人の進行するサブラクセイションによって起きたいろんな問題を解決するということにはならない。
だから言葉だけで言えば、生まれもって悪いとか弱いというのは生まれもってのものを持ってきていますから。
悪いなりに健康になろうとうする力は100%かもしれないけども、どんどん力は落ちていくわけである。
より悪いところから落ちていくということである。