【筋肉の興奮と抑制を調整し、可動性を改善する】
サブラクセイションという言い方をすると神経刺激が筋肉を刺激して収縮する。そのサブラクセイションを取り除くことによって筋肉の緊張を正常なトーンにもどす。(緊張時は緊張して弛緩する時は弛緩できるような状態)
興奮と抑制がちゃんとバランスよくできるようになるのが正常な筋肉であり目指すべきである
筋肉の緊張によって歪みが出ていれば歪みの原因を見つけて良くすればいい。痛みをつくった原因をみつけて改善する。
そういう形でディストーション、つまり歪みの分析が必要になってくる。
SOTの創始者であるディジョネット(アメリカ)も必ず姿勢分析を行っていた。
それに加えて関節の可動性をみる。
歪んでいても関節に可動性があれば補正が働いてバランスがとれているという状態である。
その可動性がないという状態が異常な状態をつくっている、つまりこれが痛みやしびれという症状を引き起こす。
緊張(筋収縮)によって曲がって、反対側の抵抗が起きた状態になるから関節が固まって動かなくなる。
そのような所をみつけて改善していくのが対症療法である。
歪みのパターンをみて、それに加えてその方の訴える症状の関節可動性をみておく必要がある。
そしてどこかをアジャストした時にそれらが解放されて正常にもどっているか指標を通して順番にみていく。