【人の背骨はS字カーブになっている 生理的弯曲】
背骨には生理的弯曲と呼ばれるS字カーブをなしているのが正常だと一般的には言われている。
要は首は前弯(17cmカーブ)、胸の高さは後弯、腰は前弯(24cmカーブ)というカーブであります。
仙骨と呼ばれる骨盤のカーブは一般的に30度くらいと言われています。
この状態でなければこの生理的弯曲は維持できません。
この生理的弯曲が失われると体にはさまざまな異常反応が現れます。
この生理的弯曲があるとその背骨の上にきちっと頭が乗りバランスよく機能するわけであります。
背骨を重要と考える人が多いのもやはりこういう考え方があるからであろう。
脳や脊髄いわゆる神経系を中心と考えた時にそれらが正常に機能するための周りの構造物がしっかりしていなければならないのは当然であります。