【うつ伏せと仰向けで脚の長さが変わる人がいる】
うつ伏せと仰向けで脚の長さが変わる人がいる
こういうケースは意外に多いが、
この場合、体にはどのような反応が出ているのか?
それをどう判断するのか?
うつ伏せと仰向け→姿勢の変化で脚の長さが変わるというのは
骨盤に対して補正作用が違う方向に働いているということである。
このタイミングで骨盤に対して施術をすることはありません。
施術をする場所はどんな姿勢になろうとも変わらない場所である。
逆に言うと、うつ伏せでも仰向けでも脚の長さが変わらない状態の時は、
まさに骨盤に対して施術する時であると言える。
当院ではブロックと呼ばれる施術器具を使うことがある。
目的は骨盤を安定させるためのものです。
基準を作ってそれに当てはまった時がその時です。
それともう1つ重要なことがあります。
タイミングがあったからと言って、施術をどんどん進めていっていいものかどうか?
ということである。
その方の良くしようとする力がなければそれ以上やっても逆効果となってしまう。
簡単に言うとマラソンをした直後に焼き肉を食べるようなもの。
体にとって良い刺激か過剰刺激かはいろいろな場所で反応として出ます。
それを意識しないで施術をしているとフラフラになる。
例えばマッサージなどで体を1時間、2時間とほぐされた人が立ち上がる時をみてほしい。
寝た状態から座る時、座った状態から立ち上がる時、
一瞬ふらっときてないですか?
私はマッサージのようなことをしていた経験があるが、
体をよくしようと一生懸命になっほぐしていたことがあるが、
終わって立ち上がろうとするときにバランスを失っている人がとても多いと感じました。
良くしているはずなのになぜ?とその時はわかりませんでしたが、体が受け入れてくれる刺激か過剰刺激か
ということを全く感じずに行っていたということを知りぞっとしました。