【筋肉の抵抗と収縮】
筋肉には収縮する側と抵抗する側がある。
抵抗因子は歪みを引き起こす。
収縮因子に対する身体の補正作用であると言える。
抵抗+収縮=歪み(病気そして死??)
施術の目的はこの興奮(収縮)と抑制(抵抗)のバランスをとることである。
体の歪みはそういう状態でできている。
収縮が優位を示す時には歪みを生じる。
抵抗が優位を示す時には痛みと動きを欠く。
簡単に言うと痛いから歪んで固めてしまうということ。
体が悪いなりにバランスがとれている状態の時には症状は出ない。これに重力の負荷や重いものを持つなどこの抵抗側の筋肉に過剰な刺激が加わると痛みを生じる。
痛みを感じる場合は抵抗側であると言える。
マッサージを売りにしているお店では一般的には痛いところをほぐそうとする。
しかし必ずしも収縮側に痛みが出るばかりではないのである。
この収縮が何によって起こっているのか?
これが根本原因を探ることになります。
抵抗がある所を揉んでもよくならない
いわゆる揉み返しになるだけであり、痛い所に刺激を加えて痛みを散らすことをやっているにすぎない。
炎症(急性期)であれば刺激をするとより悪くなってしまう。
血行障害であれば軽い刺激なら軽くなることもある。
痛いぐらいやるとかえって筋収縮を起こし、よりテンションが強くなり悪化します。
そうするとその時はいいけども、あとが辛くなる。
だから、当院の施術は何によって起こっているのかを徹底的に探る。
原因があっての結果なのである。