【健康になろうとする力が高い=脳脊髄液の流れが良い】
当院の行うSOTテクニックで重要としているものは脳脊髄液の流れを正常に回復させることである。
そして、他のテクニックにはない独自性のものである。
このテクニックは、神経機能だけでなく、脳脊髄液の生産と循環をより促すというものである。
症状だけを見て症状だけに焦点をあてればその方が楽になりさえすればいい。
しかし、進行した体の異常、根本原因をそのままにしておくと結局は悪いところがどんどん悪くなる。
つまりこれが対症療法であると言える。
結局、根本原因を放っておくとそれが原因で体の神経機能とか筋肉組織とか内臓の機能的な問題が低下していくのである。
それがどこまで施術によって回復するのか?
悪くなってまだ日が浅ければ施術も対症療法で十分かもしれない。
しかし、それが何年も悪い状態が続いているとなると変性や固着が起きてしまうのである。
この変性や固着が厄介である。
筋肉では拘縮や萎縮となり、内臓だと機能低下や機能障害が起きてくる。
神経機能も当然衰退していくのである。
だからなるべく早く根本原因をみつけて、早く施術をするというのが必須である。
根本原因が発生して半年放置すると当然周囲から変性が始まる。
だいたい2年後ぐらいに退行変性に陥ってしまうのである。
結局その根本原因が、いつ起きてどれだけ経っているかによって結果的にどれだけ進行しているかわかるわけである。
根本原因というものを施術しても悪くなった期間というものは取り戻せないのです。
その変性がもとに戻ればいい。
機能低下から機能障害が続くと物質の変化と変性が起きるわけである。
今の状態がどこまで回復するのか?!
段階別で考えていくと、7歳から15歳ぐらいまでは1段階目として一般的な施術に子どもがあてはまる。
そして15歳以上になるとほとんどの人が2段階目となる。
そして20歳過ぎ25歳ぐらいにはだいたいほとんどの人が成長がとまって老化に進むわけである。
それに伴い状態も悪化、進行していくわけです。
ほとんどの人が20歳をすぎれば3段階目となると言っても過言ではない。
実際に来院された方をみるとほとんどがその状態になっている。
これが個人差であり、同じ症状なのに同じ施術をしても同じ結果にならない理由です。
さらに1人取り上げてもその日によって体調が異なるため、
「この前これをやってよくなったけど、今回はこれをやってもよくならない。」
ということが起きてしまうわけである。
その人の今の状態が違うから当然の結果である。
今の状態を検査して施術をする。
万人共通に効く技というものはないのである。
適格なタイミングで適格な場所に適格な刺激を加えることが重要である。