構造と機能の問題
構造とは、骨の歪みの問題
機能とは、内臓の疲れの問題
として捉えてもらえればと思います。
構造だけを良くしようと考えても、
機能だけをよくしようと考えても、
良い結果は出ない。
両者を高めていかないと結局のところ体は回復には向かないということだと思います。
自分の体で試して、
人の体を見させていただいて、
強く感じています。
整形外科ではよく機能的な側面を無視して考えてしまうように感じます。
だからレントゲンだけとって問題なければ特に異常がない、ということで済んでしまうのです。
それで済むのだったらいいのですが、それを言われたからと言って体は良くはならないです。
レントゲン1つとっても、
立って撮ったのか
座って撮ったのか
寝て撮ったのか
重力によって負荷のかかり方がかわってくるのでそこらへんを考慮しないと実際はいけないと思います。
それを考慮してレントゲンを見るとなると判断は非常に難しいと思うのです。
なんとなく、まっすぐだから問題ないとか、なんとなく狭くなってるから悪いだろうなとか、そんなところを見てもしょうがないと思うのです。
だから機能の問題を無視して、構造だけで判断しようとしても限界があると思うのです。
ようは、睡眠の状態、食事の状態、仕事の負担の状態、3者がどういう状態で、今その人が過ごしているかというのが機能の問題では重視されると思うのです。
そういったことをヒアリングしながら状態を上向きにしていかないとなんとなく良くなったり、なんとなく悪くなったりとかになってしまうと思うのです。