【足るを知る 知足という考え方】
大半の人は今の状態で何か自分が不足していると思い、それを補うかのように頑張ったり、無理をしたり、何か継ぎ足そうとする。要は足し算の考え方。
そのような人に今の状態で足りてるのだよと言ってもなかなか伝わらない。
このタイトルにある「知足」という考え方が腑に落ちた時、世の中の見え方が随分と変わってくる。
つまり今の状態で「足りる」というのは極端な言い方をすると特に何もする必要がないということだからである。
誤解を恐れずに言うと、食べ物に関してもこの考え方ができると世間一般の人たちの食べる量というのは多すぎなのである。
食べてから自分の体がどうなっているのか?
常にチェックする癖がつくと無理をしなくなる。
衝動に駆られて食べてしまうということがなくなる。
ただ口の中に入れて美味しいと感じるがままに食べていてはお腹の中に溜まった時には大変なことになってしまう。
お腹の中に溜まった状態のことをもっと考えてあげてもいいと思う。