【腰仙部の柔軟性の重要性】
股関節の外転角は約45度、立位では股関節を広げて立ったときに90度、片側で45度です。
だから必ず体幹に対して左右同じ幅で広がると言われているのです。
片側だけでは45度、これはバレリーナや体操の選手など普段から柔軟性をつけている人がこの対象です。
ただ股関節の形状で純粋な外転では寛骨臼のところで引っかかるので骨盤の前傾が起こるのです。
それで過伸展が起きてくるのです。
腰椎の過伸展が起きるからより股関節が広がる。
だから結局外転に骨盤が伴うのです。
骨盤の前傾と腰椎の過伸展が加わり180度ぐらい開くということが起こるのです。
そういった意味でやはり柔軟性がないと股関節可動域が広げられないのです。
よく骨盤立てるという言い方をしますが、腰仙部に柔軟性がないと結局のところ上手く起き上がってこないのです。