【目的は体を良くすることなのか、痛みを消すことなのか】
目的は体を良くすることなのか、痛みを消すことなのか。
痛みを消すことだけを目的に行うのならこの仕事はいらないのかもしれない。
整体として仕事をする人がどういう目的で行うのか、ということは常に考える必要があると思う。
例えば痛みを消すことが目的なら注射でもいいし、薬でも湿布でもなんなら叩いてもいいし、つねってもいいし、コルセットでも枕でも布団でもサプリメントでもいいのです。
痛みをとることだけを目的に行うのなら整体でなくてもありとあらゆる手段があるのでそれに任せたらいいと思う。
そういうこととは別に体を健康にするというのはもっと長期的広範囲に物事をみていることになる。
だから短期的で狭い範囲しか見ていないのなら整体はとても幅が狭い仕事になってしまう。
この仕事を扱う人がどういう目的でこの仕事に取り組むのか。
そこに整体師としての意義があると思う。