【良くしようとする力を最大限に高める】
施術家は良かれと思ってたくさんやってしまおうとすることがある、
ただそれが何のために、誰のためにやっているかということである。
そのへんをリラクゼーションと施術と分けて考える必要があると思う。
何を目的にやっているのか?
お医者さんでも手術にかかる時間はできれば少ない方が体の負担で考えたら少ない。
施術に関しても同じことが言えます。
メスで切ようが手で刺激を加えようが体にとっては同じ刺激なのです。
手術だけは少ない時間の方がよい。
施術は長い時間が良い、では考え方に統一性がない。
そこが矛盾だと言うことに気づくかどうか。
気持ちいいとかリラックスしたいということなら長めの時間をゆっくりまったりやってもらうのがオススメ。
体を良くしたいというなら施術家も受ける側も考え方をまずしっかりもつべきである。
そう考えるとその時にできる範囲というものもある。
ようはその人の体力によるところである。
それを超えて施術しようとしてもどうしても体の機能が追い付いてこない。
そういった判断をするのも施術家の役目なのです。