一言に腰痛と言っても急性問題、慢性問題、機能的問題、構造的問題とさまざま
施術の進め方として、一つ一つ階段を上るように体を変化させて元の状態に戻す、たどり着けるというイメージで行っていきます。
体は常に急性のものから反応します。
まず急性のものを取り除いていかないとそもそも慢性は出てこないです。
だからそれが筋骨格の問題なのか、機能的な問題なのか、それが急性なのか、慢性なのか、というところがインディケーターを通して判断していくしかないのです。
ディストーションやインディケーターを通して体の変化をみていくのです。
だから一つのパターンや見方ができるようになればいろいろなことの判断ができるようになります。
対症療法は対症療法としてその人が楽になることをやればいいわけです、来院した方はとりあえず痛みを取り除いてほしいという目的で来るわけですから。
まずそれをやってそれがより良い状態、安定する状態にしておけばいいわけです。
ただそれが繰り返す問題やすぐ悪くなるようなら何か悪くなる問題があるわけです。
そこでまた考えてやっていけばいいわけです。
だから咳したり立ったりして戻ってしまうようなら施術の効果はないのです。
そういったことまで考えて施術にあたりどう判断するかということが醍醐味なのです。