【臥位で正常な状態をつくる】
まずは臥位で正常な状態を作り出す、もしくは取り戻さないと正常とは言えないわけです。
寝ているだけで体が強張っているというのは異常です、また曲がっているというのも異常です、曲がっているというのはようは引き連れてるから曲がっているのです。
それらを正常な状態に戻さないとその状態で立つということはそれを補正しながら抗重力筋が支えなければいけないわけです。
それに動かさなければいけないため体にとってはもっと負担、ストレスをかけるわけです。
そのため、一つの検査として立ったときに抗重力筋がある程度バランスよく緊張している状態、それらが抵抗なく動くということはバランスが取れているということが言えるのです。
ディジョネットが必ず立位検査でやるのはそういうところをみているのです。
仙腸関節の異常があれば必ず抗重力筋に関係します、それはカテゴリー2に限らず1でも3でも起きているわけです。
それが仙腸関節のサブラクセイションならそこを良くしない限り改善しないわけです。