【施術はどこまでみているのか】
細かく体を見ていくことが日頃の臨床に大いに役立つのです。
より良い状態を取り戻すためにいろいろなことを学びそれを施術としてできてないとなかなか難しいです。
すぐに良くなる人となかなか良くならない人もいます。
股関節屈曲で言えば、主動屈筋である腸腰筋とか補助筋である大腿直筋など、その程度わかっていれば施術はできてくると思うのです。
伸展筋では大殿筋が主導筋、補助筋としてハムストリングス。内転筋だと主動筋が長内転筋。
あくまで筋力テストで単純に力が入ったから強い、力が入らないから弱いではないのです。
筋力が入るようになっても可動域が狭ければ体が良くなって力が入っているわけではないかもしれないということを考えていかなければいけない。
股関節外転筋も同じです、中殿筋が主動筋で、小殿筋が補助筋。
つまりバランス、柔軟性が出てきて初めて体が良くなったということが言えるのであって、単純に力が入ったというのはそれは一時の現象をみているに過ぎない可能性もあるのです。