【筋肉の緊張と神経の異常による関節の硬さ】
筋肉の緊張度合と神経の異常が起きている状態というのは少し意味合いが違うのです。
可動性減少をつくっている筋肉の緊張と、それが神経異常を起こして補正作用が働いている状態、つまり神経異常によって起きている緊張というものがあると思うのです。
そのような問題を取ってもまだ硬さがみられるようなものだと関節や靭帯、結合組織などの変性や固着という問題が考えられるわけです。
つまり今その状態が何の問題で固くなっているのか固めてしまっているのかということを考えなければいけないのです。
ただ単純に硬いから動きをつければ良いと思ってばきっとやって一時的に動きがついたとしても結局は維持ができないのです。
それがいつも言っているいつどこをどのようにアジャストをするかということにつながるのです。
今のその人がどういう状態なのか。
急性的な問題が改善された状態なのか?
または慢性的な問題を改善させようとしている段階なのか?
そういった目線が必要であり、そのためには体の理解を深めて自分自身が健康になっていかなければいけないのです。