【早期改善と放置したことによる慢性問題】
カテゴリー指標が出ている状態にまでもっていくとだいたい機能的な問題で起きた歪みや緊張、固着というものがある程度とれてきます。
それでもとれないものがより慢性化した問題になっています。
それが症状に繋がる問題やあと症状の場所が可動性なり柔軟性が出てこない場合には次のレベルまで良くしないと変化しないわけです。
例えば膝が突っ張って膝に可動性をつけてもそれは一時的な可動性をつけているだけになります。
捻ったぶつけたなどの外傷の問題は別です。
常にそういう視点で体は見ていかなければいけないのです。
そのためにはインディケーターを含めた触診が重要になります。
それで筋力テストというのがあるけども、可動性がなくても筋力は強くなるのです。
だから簡単に言うとライン3がライン2になっても筋力は強くなるのです。
それで良くなったということにするとそうではないのです。
弱かった筋力が強くなるレベルに回復したというのは間違いないのですが、何によって体が変化しているかと把握することが大事なのです。
なおかつ神経反射的なものが中和され正常に回復し始めているだけであり、それによって機能的問題の内臓が回復したわけではないのです。
その条件を整えているだけなのです。
それを回復するためには1日や2日かかるかもしれません。
そのために内臓へのアプローチも必要になってくるわけです。
だから急性の問題というのは早く回復するけども、それが慢性化しているものはそれなりに時間がかかるのです。