【定期的な予防としてのカイロプラクティック】
定期的に来ている人でいつものパターンと違うということがあります。
そんな方に「なんかありましたか?」と聞くと、
「先日セミナーがあって」と普段体を動かしている人が1日ずっと座っていないといけなかったという状態があると、いつも疲れて歪んで固まるところと違うところが固まったりするものなのです。
日常と違う何か刺激や負担が起こると一時的にでも体はそういう反応をしたり、そういう状態で固めてしまうことがあるのです。
体は本当に正直なのです。
そういったことに気づくか気づかないかの世界になるのです。
そういうことを踏まえてお話をすると信頼関係というものが生まれてくるのです。
この人にだったら体は任せられる、症状が出てないのに早いうちに良くしてくれる。
いわゆる事件が起きる前に未然に防げるわけです
事件が起きてから良くしようと思ってやっても、それなりの体力と回復する力が必要になるわけです。
だからどこか具合が悪い、痛くてくるという場合は、症状に対しての対症療法も必要になるのです。
そういう健康管理で定期的に来ている人に対してはそのような視野でみていかないと何のための健康管理かわからなくなってしまいます。
それほど痛くもないのに辛くもないのに体のケアとして来院されるわけですから。
以前のように悪くならないように、以前みたいな辛さを味わいたくないと考えて来院されているのですから。
やはりそういう形で体と対話しながら施術していかないといけないわけです。
だから痛くなってから、具合が悪くなってから来る人とそうやって健康管理で来る人とさまざまなのです。
そのため流れ作業のようにやってもしょうがないし、仮に同じことをやっててもそういうふうに気づけるかどうかということが非常に大事なのです。
インディケーターを通して、ディストーションを通して、そういった考え方で進められるSOTはやはり奥が深いのです。