【施術家の腕を磨く】
切れないナイフで切ろうとしても当然切れないです。
だから施術家自身も常に施術ができる状態をつくる必要があるのです。
ようは健康でいないと人の体を良くすることはできないです。
施術家自身が食べすぎ、飲みすぎをしている状態で体も不健康なら、人の体を触っても今どういう状態なのかということはわからないのです。
だから施術家自身が常に健康を意識する必要があるし、医者の不養生という言葉は結局はわかってないのだと思います。
ただ、体を良くして切れるナイフにすると今度は今まであまり効果がなかったことでも同じようにやると効果が出てしまうことがあります。それがプラスに働けばいいのですけども、マイナスに働けば体を良くするどころか悪くすることだってあり得る。
ここが考えるべきポイントであり、多くの施術家は可能性と考えないことである。
それがやればやっただけ良くなると思っているということ。
人の体はそういうものではない。
体力がありますからそれ以上のことをするとかえって悪くなることだって可能性としてはあり得るがそういう判断基準がないためによくわからないから良しとしてしまうのだと思う。
それではなかなか改善するもの改善していかない。
改善すべきものをしっかり改善させてこそ施術家だと言えると思うのです。