【原因がどこにあるかよりも、固着しているのか可動性がついているのか】
大腰筋に対してアジャストしただけで頭蓋骨の縫合まで動き出すときもありますし、それがカテゴリー外の状態で出ているときに動き出せば体調によって歪んで緊張したもので頭蓋骨が動いてなかったということがわかるのです。
それがカテゴリーが出てからの問題ならカテゴリーが原因で動いてない頭蓋骨ということが言えるのです。
それが同様に背骨にも言えることです。
頭蓋骨でなくても膝が悪い状態でも同じです。
後頭骨ラインでいわゆるカテゴリー外の問題で出ている歪みが膝を固着固定させていればそれがとれれば緩んできます。
それでも可動性が出てきてない、歪みがとれない場合には筋骨格の問題ということが言えるのです。
それでもダメならカテゴリーの問題です。
いろんなテクニックの考えや理屈があるけども、それはそれで対症療法として上手く使えればそれでいいのです。
その人がそれでとりあえず楽になればそれでいいと思うのです。
ただ、楽になった後にまた悪くなるという現象が起きるのだとしたら悪くなる原因を良くしていかないと結局その繰り返しになるのです。
だから骨盤、背骨を良くして根本という表現はしているけども、本当にそれが原因の施術になっているかということです。
ようは自分が納得するだけの説明ができるかということなのです。
そこが肝心なのです。
そのためには関節が固まって動かないようならそこから先に血液もリンパ液も脳脊髄液、いわゆる体液の流れが悪いわけです。
それを改善させるということをするわけです。
それがなぜ悪くなったかということが大事なのです。
対症療法としてその四肢を良くするなら良くすればいいのですけども、一時的に可動性が回復して流れが良くなってもその原因が良くならないとまたその状態に戻ってしまうだけなのです。