【SOT哲学】
循環という言葉は非常に奥が深い。
循環を良くしながら状態を良い方向へもっていかないと体の回復は難しいのです。
一時は畑や田んぼに水が十分に潤っていても雨が降らなければすぐ干ばつになってしまいます。
まして発電所が動かなければ電気の供給、エネルギーの供給はいかないのです。
一時だけ元気になった、クラニアルってすごい!ってなってもすぐしゅんっと元に戻ってしまうようだと頭蓋骨を触るタイミングではないのです。
でも少し技術を学ぶと安易にやってしまうわけです。
だからいろいろな事故が起きてしまうのです。
効果がある施術ほど変化が大きいのです。
それが技術が伴わない人がやってもあまり変化はしないからいいのですけども、少し慣れてできるようになると変化してしまいます。すると壊れてしまう可能性もあるのです。
経験と技術が上がっていくと切れない刃物がどんどん切れる刃物になっていきます。
同じつもりで触って切っても、切れ味も違うし、深さも全然違うところまで切ってるということがあるのです。
だから気をつけなければいけないのです。
同じことをやってるつもりでも調子悪い時は同じことすらできてないし、調子良い時はそれ以上のことをやってることがあります。
手技というものはそういった精度がとても難しいのです。
だからやはりインディケーターが見れない人は施術もちゃんとできないのです。
手も感覚もそのレベルになっていないのです。
だから体も健康でいないといけないし技術も感覚も磨いていかないといけないし低い施術はできても高い施術は難しいと思います。特にSOTに関しては逃げ道がないのです。
バキッとなったから良くなったとか、足が揃ったから良くなったレベルの話ではないのです。