【何から施術をするのか?】
何からどこから手をつけて施術をしたらいいのかということが大事です。
レントゲンをみると骨・関節がこうなっているとかここが原因というものがあるかもしれないが、それはレントゲンが教えてくれる情報だけであり体がいまどういう状態になってどこから良くしてほしいかというのは体がボディランゲージとしていろんな症状として、またインディケーターとして出してくれているのです。
その体が出すサインを参考に逆行していくことが施術になるし体を良くなるということが言えるのです。
だからそういうインディケーターをいかに観察して変化をみつけていくかがカギです。
感覚だけで施術している施術家は感覚がずば抜けてすごい人はそこまでわかるかもしれないけども、そういうものと教わっても、その感覚が備わっていないような人は難しいと思うのです。
だから体が良くなった、良くなってないという世界が感覚でしかないのです。
しかしSOTに関してはイエスかノーがはっきりしています。
インディケーターが変化すれば良くなっているし、ただインディケーターが消えているのと変化しているのでは意味が違うのです。
間違ってアジャストをしても変化するし、上手くいっても変化するし、弱っても消えるし、といういろんな状態があるわけです。
だからまずはインディケーターを変化させること、そのインディケーターが変化したということは何を意味しているのか、が大事なのです。