【ブロックが行う範囲】
ブロックが最大限の仕事をしてくれる条件を整えてブロックをするというのが条件。
まずはその状態にまでもっていくことが必要なのです。
必要でない時に必要でないことをしても体は良くはならない、それどころか悪くなる可能性だってあるということを肝に銘じておかなければならない。
ブロックによって多少歪みディストーションの変化が起き、ブロックをとれない部分の手技の問題を出すというか、変化させる対処療法的なものもあります。
逆に言えばブロックはブロックの仕事しかしないのです。
いわゆるタイミングと状態によってブロックがもたらす効果は異なります。
ブロックによって良くなるというよりはブロックを入れる状態まで体をもっていけばブロックの効果が最大限に発揮されるということ。
巷では、よくこれをやったら良くなるとか、何をしたら良くなりますか?
と症状に対してこれをしたらあれをしたらと考えてしまいますが、それはその人の体の状態を一切無視していることになります。
人はみな体の状態が違うのだから、通り一辺倒に同じことをやっても同じように良くなることは少ないのです。
しかし、施術で同じ状態にまでもっていくことができれば同じことをすると同じように効果が発揮されるのです。
だからテレビなどではその考え方を無視して、これをやったら良くなると紹介された結果、良くなる人と良くならない人が出てきてしまうのです。
その人の体が今どのような状態なのか?それを知ることが大切なのです。