【良くなる過程はこういう経過をたどる】
傷口とか打撲を起こすとその部分に白血球やリンパ球がたくさん集まります。
要は、なんとか体を修復させようと浸出液が集まり、外からの問題に対してや内部では栄養・酸素をいっぱい送って修復をしないといけないので、血液組織が集まってくるのです。
しかしそれがそこの部分に集まっているということは体全体を見たら良くなろうとする力は弱くなっているわけです。
必要な要素が部分的なところに集中しているということです。
その状態で痛いよりはましということで痛み止めを飲んだり冷やして楽にすることをしているのが一般的な痛みに対する対処法です。
それはそれで間違いではない。
痛いのを我慢するのは苦痛になってしまいまいますから。
とりあえずそれで炎症が落ち着けば痛みが楽になり、あとはそれをどう正常な状態にもっていくかということが大事になるのです。
だから人間が自然にやっているということは全部意味があることなのです。
それをこちらの都合で調整、操作するのがカイロプラクティックになるのです。
応急処置とか対症療法としてとりあえず苦痛、状態を楽にするというのはしょうがないというか対症療法としてはまず選択肢の一つとしては有効だと思うのです。
ずっと痛みを感じることによって神経も体力も落ちていきますから。
痛くて眠れないという状態では精神的にも肉体的にも落ちていってしまいます。
やっぱり体力がないとか精神力がない人は体がそれに負けてしまいますから、しょうがないと思うのです。
それでもそればかりをずっと続けていいわけではないと思うのです。
その後に何をするかということ大切なのです。
しかしほとんどの人がずっとそういうものをやり続けているのが現状なのです。
本来は2,3日で炎症が落ち着いているのに薬を飲み続けたり冷やし続けたりしているのです。
そこをうまく理解するべきだと思うのです。
ましてや、薬を飲んでいれば楽とか貼っていて楽という状態ならまだ良いが、それすらも感じないレベルになっているようなら体の負担になってしまうだけなのです。
だからそれをすることで悪くなっているということにも気づけないのです。