【痛みの原因は血管の拡張か収縮によるものの2つ】
何を見ているのかというと、結局は血行が良いか悪いかの問題なのです。
例えば、過剰に流れていれば血管が拡張して血流が良くなり、それが炎症となるのです。
炎症が起きれば腫れて熱をもって痛みを感じるのです。
逆に、筋の収縮や血管の収縮によって血流が悪くなり、それを回復させようとしての圧力が問題やそれにより痛みを感じているわけです。
痛みの原因としてはそのどちらかなのです。
だから単純に言えば、炎症があれば冷やせば血流が悪くなって痛みが和らぐわけだし、血行障害は温めれば血行がよくなって痛みが和らぐということなのです。
こういったことが要は対症療法になるのです。
結局それをやっているのが対症療法なのです。
マッサージで血行を良くしたり、痛み止めで血行を悪くしたり、ということをやっているだけなのです。
じゃあなぜそこに血流がたくさん流れる状況、炎症の反応になっているかとか、なぜ血行障害になっているかということが問題なのです。
それが自律神経が絡んでいたり、体性神経系が絡んでいるのです。
だから背骨を調整することによってそれを正常に働ける条件を整えているということなのです。
それによって筋収縮が少し正常な状態になって血流が良くなれば症状も改善してくるわけであり、炎症が起きているというのは必要だから血流を多くしているわけなのです。