【機能的回復をしながら高いレベルにまでもっていく】
後頭骨のラインⅢでインディケーターが出ていて、例えばそれが冠状動脈で反応していて、これは病理的問題まで悪くなっているということ。
これが脳脊髄液の流れでスペースが狭くなって流れている圧力なり流れ方が悪い状態を意味しているのです。
だから後頭骨ラインでも1・2・3と最低でも3つ段階があるわけです。
そのためその流れを悪くして第1次呼吸のポンプが非常に弱ってる状態、いわゆる過緊張状態で、どこで深呼吸をするかっていう言い方をするとこのタイミングで深呼吸をするのです。
そうすると、後頭骨ラインが変化してライン1までいくのです。
一時的にそこで胸椎1番をアジャストするのです。
そうすると脳脊髄液の流れがライン1で出るまで回復した状態でアジャストをするから、単純に深呼吸をした状態と比べるとアジャストの反応が全然違うのです。
深さやアジャストの状態は変わらないのです。
例えば、最初にみる後頭環椎関節の動きでいうと頸椎1番は変わらないのです。
ただ体力が少し良くなり、流れが変化することで、同じ刺激でも深さと体の反応が変わってくるのです。
そのレベルで常にやっていくと簡単には体力が減っていかないのです。
結局アジャストとしては深くとれるし体力は落ちない。
この時点で後頭環椎が1回抜けますから。
同じ深呼吸をしても回復が早まるのです。
体の変化をみることが施術において最も大事なことなのです。