【目指すべき健康】
いわゆる何年も続くもの、持病というのが慢性
昨日から痛みが出たというのが急性
急性と思われるものでも複雑に絡んでいるため慢性状態に付随して急性的に症状が現れることもある。
その場合、当然急性的な問題を取り除いたとしても慢性的なものが改善されてなければそのぶんの症状としては残っている。
慢性的なものは長年かけて悪くなってきたものなので回復にも時間がかかる。
痛みがあるかないかだけでみると人間の状態は0か100かという見方になる。
正直、この仕事を始めた当初はそういうイメージだった。
しかし体をみているとどうもそうではないということに気づく。
逆に痛みがない状態がその人のベストな状態かというとそれは違うということがわかる。
全て過程がある。
悪くなるにも過程がある。
その人の通ってきた過去がある。
それらを総合的に判断して施術にあたる。
日を追って体を見させてもらうとその人の癖やパターンがわかる。
良くなってもどうしてもそこがまた弱くなり繰り返してしまうこともある。
今痛みがないという状態から多少負担がかかっても痛みがないという状態を継続できることが予防であり目指すべき健康だと思います。