【椎骨の変位】
後頭骨ラインにインディケーターが出ているということは椎骨の変位が存在しているということ。
ライン1では下方変位という状態であり、そこに回転変位の状態が加わるとライン2となる。
要はサブラクセイションが骨の状態まで変化させます。
回旋筋群の緊張が起きるため横突起に圧痛が現れるのがライン2なのです。
それで後頭骨ライン2という状態が放置されると結果的に内臓の機能障害が現れることにより、今度は病理的な問題まで発展するのです。そうすると横突間筋やほかの部分の緊張が始まり椎弓や棘突起の圧痛に変わるわけです。
だからその状態になるとカテゴリーと同じようにどんどん状況が悪くなっているのです。
同じ椎骨をアジャストしたとしてもリスティングは全部違うし、状況も全部違う。体力レベルも全部マイナスになっているのです。
そのためカテゴリー3のレベルで、ライン3の状態が続いている人というのは体としては改善が必要な状態ということが言えます。