【後頭骨ラインが出たとして、その時取れたとしても、毎回出てくるというのは何か他の要素があるのか?】
毎回そこで出るということは硬膜の圧迫がある。
一番捻れのきついところ、ここで圧力変動が起こって基本的にはSBプラス、マイナスというものがとれてくるというのが理想。これはカテゴリー1の話になるけども、基本的に真っ直ぐという前提に基づいていて、この状態という人はいない。
なぜかというと先天的に捻れというのはできているので。必ず弱い所というのは出てくる。
だから先天的に弱いという所が例えば、排出ですよね。そういったものに関与してきます。とりあえず、ここの問題、自律神経の問題というのはその都度解消していった方が状態としては安定します。
その人の何が悪いというわけでなくて生まれつきなりやすいという場所がある。
そのため出るたびにとっておくべきなのです。
そこを中心にして調子が悪くなるということが起きているため、そこがライン1なのかライン2なのかライン3なのかということが重要になってくる。
ライン1ででるということはそこの圧迫、それが進んでいくとライン2としてその自律神経の遠心性・求心性の問題になっていって、ライン3としての内臓の構造的な問題が現れてくる。それがいわゆる病理的な問題なのです。