【背骨を下から数える】
背骨を下から数えるのがなぜ重要かというと、腰椎と胸椎では棘突起の大きさや棘間の感じが全然違う。
腰椎を胸椎の感覚で数えていくと上手く数えられない。
これも感覚的に養うために行う必要がある。
骨を数えるのは単純なことだが難しいし実際にできている人は意外と少ない。
腰椎になると棘間が広がってくる。胸椎1番の横から肋骨が出ている。それを感じる。胸椎8番以降が棘間としては少し広がっていく。
コツとして棘突起と棘突起の下端を探していくから向きを気を付けて数えていく。
下から持ち上げる。
腰椎5番を特定する指標は動きが最終的なもの。腸骨稜が腰椎4番と言われるが高齢者だと下がってくるから一概には言えない。
遊びをとって触っていく。L5棘突起を触るなら遊びを除いてから触る。下から上に触りたいのなら、皮膚をどかしてから触る。軟部組織を引いてから触る。