股関節痛
どんな症状があるのか?
・20分以上の車運転時やソファーで腰を深く座って1時間ほど同じ態勢でいると痛みが走る
・座っている時は良いのだが、荷重をかけると足のつけ根が痛い
・あぐらがかけなくなった
・10分ほど歩くと痛みが走る
・走り出し一歩目が痛い
股関節の役割・原因
股関節は地面からの反力を骨盤へ伝える大事な箇所となります。
しかも、球関節(ボール&ソケットジョイント)と言って大きな可動性をもった箇所でもあるのでそれだけ関節に負担がかかるとも言えます。
股関節の痛みの原因には大きく2つあります。
【臼蓋のズレが原因】
球関節である股関節は骨盤にある溝(臼蓋)に脚の骨(骨頭)がはまり込むようにして形成されています。
その位置関係が数ミリずれると体は違和感と感じ、動きの制限や痛みを起こしたり腰や骨盤など他の関節でこの動きが制限された股関節をかばい始めます。
【腸骨大腿靭帯の原因】
股関節は靭帯や関節包と呼ばれる線維状の組織でしっかりと動く大きさと方向をコントロールされています。
しかし、この腸骨大腿靭帯が何らかの原因により固くなったり制限をきたすと一定の方向への動きが出来なくなったり、動かす範囲に制限をきたしてしまい、それが原因で歩行時に痛みや違和感として症状が現れることもあります。