寝違え
【このような経験ありませんか・・・】
朝起きた時、急に首が痛くて動かない・・・
そんな経験をしたことはありませんか?
一般的には寝ている姿勢や寝返りが問題と言われていますが、果たしてそれだけが問題なのでしょうか?
【良い枕?良いベッド?良い布団?】
もし寝ている姿勢や寝返りだけが問題であるならば首が痛くない寝方というものが確立されていてもおかしくないはず。
この枕なら、このベッドなら、この布団なら、大丈夫というものがありもっと世に出ても良いと思う。
(現状は常に新しいものが名を変え品を変え販売されている)
中にはこの枕だと寝られます、という人もいますが一生その枕で大丈夫ですか、と問いたい。
以前まではこの枕で痛くなかったけど、最近この枕も合わなくなってきたという人も多いはずです。
それを枕がへたってきたためとして再度同じものを新しく購入したとしてもまた同じように100%痛みが抑えられる保証はありません。そしてまた違う枕を探し求めることになります。
【寝違えはいつの時期が多いの??】
一般的にも当院においても、12月~1月、3月~4月に寝違えは多く発生する傾向にあります。
これは忘年会や新年会、送別会や歓迎会の時期と重なります。
つまり飲んだり食べたりすることで内臓へストレスが加わり体の負担は増えます。
さらに一般的には年末や年度末は仕事のストレスも多くなり、睡眠時間も少なくなる傾向にあります。
そして体はいつ倒れてもおかしくない状態まで追い詰められます。
これらが全て重なった結果、首にストレスが加わる寝方をしたときに初めて急性的な痛みを首に感じるのです。
【対処法と予防】
その対処法として、まずは体バランスを調整して痛みを引かせることが先決です。
最低限痛くなかった状態にまでもっていくことが優先されます。
そして一旦痛みが引いた後は、予防として今度は同じことをしても痛みがでない健康な体を目指します。
何度も同じことを繰り返してしまう人は一旦痛みを引いた段階で体が良くなったと判断し、また元の生活に戻ってしまいます。
しかし本来はこの先が重要であり、何度も繰り返すことで寝違えをしやすくなったりより強い痛みを感じる体になってしまいますが、これらを予防して初めて体が良くなったと言えると思います。