ストレートネックとは・・・

病院で首のレントゲンをとり、ストレートネックと言われたことはありませんか？
いま巷では日本人の８割がストレートネックと言われています。

すると、首の痛い人や痛くない人関係なくほとんどの人はストレートネックで首が悪いということが言えます。
果たしてレントゲン画像だけで簡単に首が良いか悪いかを決めつけてしまっていいのでしょうか？

私は、「ストレートネック」＝「悪い」とは考えません。
ストレートネックとは首の骨と骨とがつくる関節配列だけをみておりあくまでレントゲン画像上での話にすぎません。
つまり静止している状態も大事かもしれませんが「動き」が肝心なのです。
静止している状態でレントゲン評価をしたとしてもあくまでレントゲンから得られる情報としてはそれ以上でもそれ以下でもないのです。

整体師が考える理想な首とは・・・

本来体にとって首の状態が良いと言えるのは「動きがある」「正常に動く」という状態です。
少し専門的に言うと「可動性がある」ということが大事なのです。
つまりストレートネックが問題というよりも頸椎（首の関節）に可動性がついていないことの方が問題なのです。

また、ストレートネックで良いと言われる体操、パソコンやスマホを使って調べるといろいろ出てきますが、それらをやって良くなる人は果たして何人いるでしょうか？
当院へ来院される方の中には「いろいろ試したけど何も効果なかった」という人が後を絶ちません。

しかし、確かにストレートネックが首に症状を抱える要因になることもあります。
首の関節構造上アンバランスとなった結果、内臓の機能低下を招き体液循環（血流の流れ）が悪くなることで症状を引き起こしてしまうのです。

そのような場合、ストレートネックが原因で痛みや重だるさなど症状を呈している人は体を整えることで自然と生理的弯曲（頸椎前弯）は改善し、今までの悩みが解決されます。
まずは頸椎の動きを含めた体バランスを整えることがその人にとって理想的な動きを含めた首バランスの獲得へとつながります。

『施術スケジュール』

1回目　－　全身バランス調整をした結果、全身に対する首の状態がどこまでどのように変化したかを観察
2回目　－　1回目の施術を終え、普段の生活を送り体がどのように変化したかをまず把握、そしてそれらを施術に組み込み全身に対する首の状態を再度調整。
3～4回目　－　全身に対する首の調整を終え、それでも気になる箇所を部分的に調整していく
5～6回目　－　施術を通してご自身で管理できるようアドバイス、指導を行い再発防止、予防を行っていきます。

※ここに載せたスケジュールはあくまで目安であり回数や順序が前後するなど個人差はあります。