むち打ち
むち打ち (頸椎捻挫・外傷性頚部症候群)
むち打ちとは、むちのように首が前後にしなることにより、骨や筋肉を痛めることです。
半年も前から続く腕・手のしびれや痛みはあの時のものかもしれません。
こんな経験がある方はいないだろうか?
むち打ちを起こし病院へ。
レントゲン検査をして「異常なし」と言われ自分でもしびれや痛みはないからさほど影響はないと思っていた。その半年後に首が回らない、回すと痛い、手がしびれるという症状が現れた。
(※車での衝突事故のように急激な力が加わった時にむち打ちは起こしやすいが何もその時だけとは限らない。日常生活での不意の動作で起こしてしまう方も中にはいます。)
むち打ちを起こし半年も経ってしまえば十分に慢性化してしまいます。
新鮮な方が戻りは早いが慢性化していればそれだけ戻りは遅くなり、そして悪化します。
痛みやしびれなど「症状」と「レントゲン検査」だけで体の全てを判断して大丈夫なものなのでしょうか?
症状はあくまで結果であり、原因ではないのです。
首が回らないなら回るようにしなければいけない、関節が動いていないなら動くようにしないといけない、体は常に良くしようとサインを出しており、そういうところを早めに対処することが健康管理、予防となるのです。
むち打ちになった時に整体で重要なことは「動き」や「筋力」が十分であるかということ。
まずは首の骨7つの可動域が正常か、腕や手の筋力は正常かを調べます。
症状はあくまで結果です。
原因は骨と骨の関節が正常に動いているかどうか。
そこを検査することと良くすることが整体の役割なのです。